家族を守るために稼ぐ、ということ

『お金があれば自由になれる。
夢を叶えたり、大事な人を守ることもできる。
だから、私、稼ぎたい。』

先日、友人が何気なく口にした この言葉。
うんうん、そうだよね、と共感した。

お金が全てでは無いけれど。

夢を叶えるためには、家族を幸せにするためには、
女性であっても、『経済力がある』って、ほんと大事。

 

離婚を経験した私の母が言ってたっけ・・・

「結婚した後だって、女性も、経済的に自立してたほうがいい」と。

私の母は、シングルマザーとして 女手ひとつで私たち姉妹を育て上げ、苦労をしてきました。
そんな母の、このセリフが 今のわたしを作ったように思います。

 

責任を担って仕事をし続けることは 大変。
男性よりも体力がない中で けっこう、無理もしてきたように思います。

でも、私自身は、「家族の働き手」でいられたことが 良かったなぁと感じます。

 

この記事は

  • 結婚しても働いていたい
  • 女性であっても経済力をつけたい
  • 出産後も働き続けるか迷っている

そして何よりも、

自分の手で家族を幸せにしたい!!!

という女性に読んでほしいと思います。

もくじ

経済力をつけたことのメリット

夫婦喧嘩がなくなる

経済的に余裕がない頃は、気持ちも余裕がなくて、
少しのことで夫婦喧嘩になったりしていました。

ところが、私の年収が上がり、
生活費にお金をかけられるようになったら、
夫婦喧嘩することもなくなりました。

気持ちにも余裕があるので、家族が少々の無駄遣いをしたり
子どもが高いものを壊してしまったりしたときにも
笑ってネタにできるようになりました。

喧嘩もないし、居心地がいいので
家族みんなが、より一層「家族と一緒にいる時間」が好きになったように思います。

パートナーが積極的に家事に貢献してくれる

仕事をしていない期間は 私も家事をしますが
私が仕事に出る期間は パートナーが一生懸命に家事をしてくれます。

朝食・昼食・夕食・洗濯・食器洗い・掃除、などなど。
私の晩御飯を作ってからキッチンで食器洗いをしている彼に、「ありがとうね~(*´꒳`*)」
と声をかけると、「君の方が大変なんだから、このぐらいしなきゃ。」との返答。

家事が苦手な私にとっては、家事をしてくれることのほうが有難いくらいです。
男だから仕事をし、女だから家事をするという概念にとらわれないことで
より自由な生き方を楽しめている気がします。

 

子供の将来の可能性を伸ばしてあげられる

周りを見ていると経済力があるご家庭では「お金がないために させてあげられないこと」が少なくなるようです。

ダンスに興味があるといえば、スクールに通わせるほか、
自宅に先生を呼んでマンツーマンで指導してもらったり、
英語が必要かなと思えば、幼少期からカナダのサマースクールに留学させたり
海外旅行を通じて 実際に外国人の人と交流をさせてみたり。

将来、子どもにやりたいことが見つかってサポートを必要としたときに
助けてあげられるように 資金面もしっかり準備をしたいと思っています。

 

自由でいられることが一番のメリット

今の生活の中で、1番自由だなぁと思う瞬間は、

好きなときに、誰の許可も取らずに、好きなようにお金を使える時。

海外旅行や旅に行きたいと思った時には、自分のお金で行くことができるし、
学びたいと思ったことにもお金をかけることができます。

「家族を幸せにしたうえでの、自分のやりたいこと」なので、家族も反対しません。

女性だって、結婚していたって、自分の手で稼ぎを得ると言う事は、
アイデンティティーを守るためにも、自由を得るためにも、
大事なことなのかもしれません。

 

女性が「家族の働き手」になるには何が必要か

今の日本では たくさんの素敵な女性が活躍をし、活き活きと働いています。
しかしながら、ビジネスの世界ではまだまだ男性社会が根付いていて
正直、「女性で上のポジションに行く」「男性のように稼ぐ」というのが
本当に難しい世界だなあというのを痛感してもいます。

大きな仕事は 喫煙室や 夜のお店など、
男性だけの社交の場で決まっていくのを よく目の当たりにしましたし、
男性ばかりのノリについていけないこともしばしば。

体力的にも、きついことも多いです。折れちゃいそうになることも、あります。

だからこそ、家族のサポートが不可欠 です。

どうやったら、家族のサポートが得られるのか?

これは、私の持論ですが

「自分が家族を幸せにするんだ」という
強いモチベーションと、「感謝心」

があれば、きっと家族からのサポートが得られます。

  • 誰かに幸せにしてほしい
  • 夫なんだから、〇〇して当たり前!
  • 私が不幸せなのは ダメな旦那のせい

という気持ちを捨てて、

 

自分が家族を幸せにするんだ!!!!!!!!

という強い気持ち。

可愛い子どもはもちろんのこと、旦那さんのことも、「自分が幸せにするんだ!!!」と

強く思うことで、夫婦関係もきっと変わるはずです。

 

もともと私は、若い頃は、「男性は女性を幸せにするもの」という意識があり
夫に対しても、「私のことが好きなら〇〇してくれて当然」というスタンスでしたが

あるとき、夫婦関係において、それが非常に無価値だということに気づいたんです。

誰かに幸せにしてもらうんじゃなく

自分が家族を幸せにする。

そう決めて、それを毎日 夫に伝えていた時期がありました。

それは、まだ私の稼ぎが十分ではなく、でも、鬼のように忙しかった頃。
仕事が終わり、夜中、家に帰って残りの仕事をして、
すでに子どもと寝ている夫に、

「今日も、ありがとう。 ・・・(中略)・・・
ぜったい、家族みんなを幸せにするからね!」

と、毎晩のように長いメールを送ってから寝ていました。

(それに対する メールの返事は
一回も来ませんでしたが・・・!!笑)

 

返事は来ないものの、何かを感じとったであろう旦那は
黙って家事・育児を引き受け、私のサポートをしてくれました。

 

若い頃は喧嘩ばかりしていた私たち夫婦でしたが、私の心構えが変わったことで

一気に団結力が高まったように思います。

 

おわりに

 

生き方は、人それぞれ。
働いて稼ぐことより、家族をサポートし、見守ることが好きな方もいるし、
自分の手で 家族を幸せにして、心の自由をつかみたい女性もいる。

大事な家族を守るために、

夢を叶えるために、

自由になるために

今より少しでも 自分のレベルをあげていたい、と もし 強く思うならば

10年後の将来、20年後の将来を見据えて 今から行動しても遅くないはず。

まずは、自分や夫婦のあり方をどうしたいのか、

どんな未来が理想なのかを、ちょっとでもいいので考えてみることが必要かもしれません。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

仕事大好きのワーカホリックが、30代で仕事をほぼ引退。家族で旅に出る。海外でのスローライフや、愛車で巡る日本国内の旅をブログに掲載。特に、5つ星ホテルや素敵なリゾートホテルをメインにレビュー紹介しています。