書評:神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り

こんにちは、Miaです。

「人生を変えていく 1番シンプルな方法は、行動を変えること」

と、よく言われますよね。「7つの習慣」関連会社出身の私も、この言葉はたくさん聴いてきました。

しかし!

「それは分かっているけど、できないよって思うこともありますよね。

多くの方が、「行動をおこす」と言うことの大切さに気づいていながら、
実際には行動をおこすことに、難しさを感じているんだと思います。

どうしてだろう??

 

そこで、今日は そんな疑問への答えに導いてくれる こちらの本を紹介したいと思います。

『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』KADOKAWA出版

今年 読んだ本の中でも、
飛び抜けて1番わかりやすくて、面白かったです。

とても勉強になったので、ぜひ記録として、残しておきたいと思います。

もくじ

書評:神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り

人の行動力を妨げている「損失回避の法則」

冒頭、本の中ではこんな事例が書かれていました。

今から私が100円玉をコイントスします。

①表が出たら10,000円払わなければならない
②裏が出たら10,000円もらえる

あなたはこのゲームに参加しますか?

裏が出れば無料で10,000円もらえます。
しかし表が出たら10,000円払わないといけません。

多くの人が、参加するかどうかを一瞬躊躇してしまうでしょう。

( 神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り より)

 

コイントスの裏が出れば無料の条件で利益を得ることができるのに、なぜ躊躇してしまうのか。
著者の星先生によれば、それは心理学で言う「損失回避の法則」の心理が働いているから なのだそう。

損失回避の法則とは、失ったときの痛みは、利益の2倍強く感じてしまうと言うもの。
だから、得られる利益が2倍以上ないと行動にうつせなくなる。

心理学って、面白いですね!

日々は選択の積み重ね。行動を変えるチャンスは実は無数にある

これは私が昔に聞いた話ですが、

人間は、起きているときに1日で数百(数千??)もの「選択」を、しているのだそう。

「そんなに重大な選択なんて、してる覚えないなぁ」なんて言う方。
思い返してみてください。

ここで言う選択とは、決して
車を買うとか、家を買うとか、
そういった大きな決断と言うわけではなく、

人間というのは、無意識の内にも様々な選択をしているそうです。

たとえば、
朝7時。
目覚ましが鳴って起きる。
ベッドから出る、
トイレに行く、
ドアを開ける、
ドアを閉める、
トイレットペーパーを手に取る、
…等々細かく書くとたくさんですが

そういった、日々の全てが、
自分の選択であり、
そういった選択の積み重ねで行動や、
果ては人生が決まっていくそうなのです。

多くの「選択」が無意識で行われているため、
私たちが毎日行っている様々な選択や行動も心理的な抵抗によって
知らず知らずコントロールされていて、
無意識のうちに人間は「現状維持」を望んでいるため、
強く意識しなければ、毎日の選択や行動を変えられない、のだそうです。

 

逆にいえば、だからこそ『これまでの毎日と違う選択と行動をすれば人生が大きく変わる』のですね。

以前にもこのテーマについては7つの習慣関連の記事で書きましたが

習慣を変えると、人生が変わる①

今回ご紹介しているの本の中でも、
『これまでの毎日と違う選択と行動をすれば人生が大きく変わる』について
とても分かりやすく!!!かかれていますので ぜひ読んでいただきたいです!!

↓↓↓

まず、飛行機のナビゲーション(目的地)をセットする

また、今回の本では

・ナビゲーションに目的地を入れることで正確に目的地にたどり着くこと
・目的地から常に目をそらさない(=目的を忘れないようにする)こと

についても言及をされていました。

目標がクリアになることで、自分に必要なものが何かについてアンテナが立つ。
→ 必要な情報がどんどん目に飛び込んでくる。

だそうです。

ちなみに 昔、Miaが出版した本の中にも 同じようなことを書かせていただきました。

自分が必要なものを認識しないまま ぼんやり人生を過ごすのと、
自分が必要なものを認識しアンテナを立てた状態で人生を過ごすのでは、
掴み取るチャンスの数が大きく異なってくる、と思います。

実際に私は、そうしてアンテナを立てることで
チャンスを たっくさん つかんでこれたなって、思います。

行動を起こそうとしても募る不安の正体は 心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)

そうはいっても、何か新しいことに踏み出すことに不安が募るのが人間の心理ですよね。

私もすごく分かります。。。

ワクワクするけど、不安で、やりたくなくなる気持ちも 出てきます。

星先生によれば、

自己防衛の働きが働くので、不安が先立ってしまったり、
自信がなくなってしまったりと 脳に負荷をかけてしまう。
このような脳の変化を止めようとする大きなことを、心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)と定義付けされています。

変化を止めようとする要因を断ち切らなければ、なかなか前に進めません。

( 神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り より)

のだそう。

メンタルが、身体的能力を操作する」と書いておられました。

跳び箱と一緒ですね。

・・・小学生時代、私は 体育の跳び箱の時間が嫌いでした。
痛いし、跳べないし。

しかし、嫌いだ嫌いだといっても、跳び箱を飛ぶ順番は回ってきます。

今回も絶対跳べないよ、なんて思いながらトロトロ走って行くと、
案の定跳べなくて。箱の上で止まってしまうんですよね。

そして、いい加減、気持ちを切り替えます。

さあ、跳べる、私はやれる。行ける、なんて思いながら飛ぶと、
飛べるんですね。跳び箱って。

この時に私は、メンタルが、身体的能力を操作すると言うことを、身をもって実感し
以来、「跳び箱の授業は、それを学ぶためにあるんだろうな」なんて思っています。
(それでも、二度と跳び箱をやるのはごめんです)

Mia’s 総括

・自分が行動を変えられないのは「ダメな人間」だからじゃない。人間ってそういう仕組みなだけ。

・メンタルが身体能力をも操っている。自分はできる!!と思って跳べば、跳び箱は跳べる。

 

今回ご紹介した、こちらの本、とっても面白かった!
私のお気に入りです。

『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』

読む価値があるので、
ぜひ今すぐ購入してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

仕事大好きのワーカホリックが、30代で仕事をほぼ引退。家族で旅に出る。海外でのスローライフや、愛車で巡る日本国内の旅をブログに掲載。特に、5つ星ホテルや素敵なリゾートホテルをメインにレビュー紹介しています。